空き家問題解決の鍵 建物検査（ホームインスペクション）
ホームインスペクション（住宅調査・建物検査）とは？
住宅に精通した建築士が、専門家としての知識・経験を使い、住宅の傷みの状況、生活への支障などを調査・検査し、修繕が必要かどうかの判断や、時期などの予測、費用の概算などのアドバイスを行う業務のことです。
空き家の購入前や、空き家の売り出し前にホームインスペクション（住宅調査・建物検査）を行い、売る方も買う方も安心して取引を行うことができます。
ホームインスペクションのメリット
- ・空き家などを売却・購入する際の建物の状況を確認するため
- ・通常目にすることのない床下や屋根裏の状態を把握するため
- ・住宅を長持ちさせるためのリフォーム箇所を探るため
- ・中古住宅に対する安心材料とするため
- ・住宅引渡し後のトラブルを避けるため
ホームインスペクションの費用
基本調査費用
50,000円～
（補助金が利用できる場合もあります）
※建物の立地条件等により料金が異なる場合がありますので、
詳しくはお問い合わせください。
※シロアリ検査については別途20,000円～となります。
インスペクションの疑問に答えます‼
- Ｑ インスペクション（住宅診断）とは何？
- Ａ インスペクションとは「調査」とか「検査」という意味ですが、住宅の劣化状況を調べるということに使われます
- Ｑ インスペクションでは何をするの？
- Ａ 住宅の外部や内部の構造的な劣化や雨水の侵入跡などの調査をします
- Ｑ インスペクションで何がわかるの？
- Ａ どこにどのような劣化があるかを知ることができ、住宅の資産価値や状況に応た改修箇所がわかります
- Ｑ インスペクションは行わなければならないの？
- Ａ 義務ではありませんが、中古住宅の売買においてインスペクション実施の有無の告知は義務付けられています
- Ｑ 費用はどのくらいかかるの？
- Ａ 一般的な住宅で総額約７万円程からですが、長野県では費用の補助制度があります
インスペクション（住宅診断）の主な流れ
基礎
基礎のひび割れ箇所とひび割れ幅やその深さなど構造的な部分の劣化を調査します
外壁・軒裏
外壁や軒裏のひび割れや欠けなどの構造的な部分の劣化と雨水の侵入を調査します
外壁（サッシ等）
目地やサッシまわりのシーリングの破れなど雨水の侵入を調査します
床
床のひび割れや傾きなど構造的な部分の劣化を調査します
床下
床下点検口より土台などのひび割れやシロアリ被害、木の腐朽など構造的な部分の劣化を調査します
天井・内壁・柱
天井・内壁・柱のひび割れなど構造的な部分の劣化と天井・内壁の雨漏り跡を調査します
屋根裏
屋根裏のひび割れなど構造的な部分の劣化と雨漏り跡を調査します
バルコニー
バルコニーの床面や手すりなどの構造的な部分の劣化と雨水の侵入を調査します
屋根
屋根材などの劣化による雨水の侵入を調査します
＊すべての調査は基本的に目視によるため、調査できない箇所もあります。また、床下や屋根裏の調査はそれぞれの点検口から見える範囲のため、床下全体や屋根裏全体まで調査できるものではありません。